LUN バックアップ
[バックアップと復元] の [バックアップと複製] タブでは、[ローカル LUN バックアップ] を使用して DiskStation の iSCSI LUN をローカル共有フォルダにバックアップすることができます。また、[ネットワーク LUN バックアップ] を使用すると、別の DiskStation にバックアップすることもできます。
iSCSI LUN をバックアップする:
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[作成] > [LUN バックアップ タスク] を選択して [LUN バックアップ ウィザード] を開き、[次へ] をクリックします。
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バックアップ先のタイプを選択するよう要求されたら、次のいずれかを選択してください。
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ローカル LUN バックアップ:DiskStation からローカル共有フォルダ、または DiskStation の USB または eSATA ポートに接続された外部ストレージに LUN をバックアップします。
- ネットワーク LUN バックアップ:DiskStation から別の DiskStation に LUN をバックアップします。
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要求されたらバックアップ先とソース LUN を指定して、バックアップ予定を設定します。
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ウィザードに従って設定を終了します。
バックアップ タスクが作成されたら、予定に基づいて DiskStation がバックアップを行い、バックアップ LUN をバックアップ先に保存します。バックアップ LUN はバックアップだけを目的として使用されます。バックアップ LUN にアクセスするには、バックアップ LUN を復元するを参照してください。
注:
- 通常ファイルとブロックレベル LUN の両方が、ファイル イメージとしてバックアップ先に保存されます。復元した場合は、ブロックレベル LUN はすべてファイル LUN に変更されます。
- 各バックアップ タスクにはバックアップ ソースとして 1 つの LUN しか含まれません。
- FAT、FAT32、HFS、HFS Plus、NTFS フォーマットで LUN を外部ディスクにバックアップすることはできません。
- ネットワーク LUN バックアップを実行する前に、[バックアップと複製] > [バックアップ サービス] を選択してネットワーク バックアップ サービスを有効にして、バックアップ先の DiskStation にログインしてください。
- DiskStation がルーターを介してネットワークに接続されている場合は、ネットワーク LUN バックアップを実行する前にルーター で iSCSI サービス(TCP ポート 3260)にポート転送規則が指定されていることを確認してください。
完全バックアップと増分バックアップについて
DiskStation は 1 回目は選択した LUN の完全バックアップを行い、次回からは増分バックアップを行います。ただし共有フォルダの名前やバックアップ先のディレクトリ名を変更した場合は、DiskStation は再び完全バックアップを行います。