HDD ハイバネーション
ハードディスクが HDD ハイバネーション モードに入るまでの無作動状態の時間を指定することができます。HDD ハイバネーション中はハードディスクは回転を止め、電力の消費量を低減し、ハードディスクを長く使えるようにします。内部ハードディスクと外部 eSATA/USB ハードディスクで時間を変えることができます。
注:
- ハードディスクにアクセスすると、HDD ハイバネーションから復帰します。
- HDD ハイバネーションに対応しているのは、一部の USB ストレージ デバイスだけです。
DiskStation が休止しないのですが、なぜですか?
特定のパッケージおよびサービスは、DiskStation が休止モードに入らないようにします。システムはスケジュールされたタスクの 2 分前に休止モードを終了するため、注意してください。詳しくは、こちらを参照してください。
システム ハイバネーション (DS213+ および DS413 用)
ハードディスクがハイバネーション モードに入って 1 分後にシステムが休止するように DiskStation を設定することができます。システムがハイバネーション モードに入ると、DiskStation の電力消費量が低減します。
システムがハイバネーション モードのときには、次のようになります。
- 電源ボタンがゆっくりとしたサイクルでオン/オフを繰り返します。その他の LED はオフになります。
- ハードディスクへの電力供給は停止されます。
- CPU が停止します。
- 外部ファンが停止します。
- LAN ポートの LED がオフになります。
注:
- ネットワーク上で Windows ファイル ブラウザの操作が行われた場合を含め、SMB/CIFS 放送パケットが受信されると、サーバーはシステム ハイバネーション モードに入ることができません。システム ハイバネーション中に CIFS ブロードキャスト パケットを無視したい場合は、[Windows Explorer からのブロードキャスト パケットを無視] を選択してください。.このオプションを選択すると、SMB/CIFS パケットが受信されてもシステム休止状態から復帰しませんのでご注意ください。USB デバイスを追加すると、サーバーはシステム ハイバネーションに入りません。
ディープ スリープ
拡張ユニットのディープ スリープは、ペア化した DiskStation のインターフェイスから有効にできます。拡張ユニットとペア化した DiskStation の無作動時間をそれぞれ変えることができます。つまり、ペア化した DiskStation はオンライン状態のままで、拡張ユニットがディープ スリープになるように設定することが可能です。
ディープスリープ モードでは次のような状態になります。
- 拡張ユニットの全 LED はオフになります。
- 拡張ユニットのハードディスクへの電源供給は停止します。
- 拡張ユニットのファンは停止します。
注:
- アクセスすると、ディープ スリープから復帰します。
- 拡張ユニットでディープスリープ機能を使用し、正常に作動させるには、バックパネルの Auto/Manual 切り替えスイッチを Auto の方向にスライドさせてください。
自動電源オフ
DiskStation が自動的に電源を切るまで、内部ディスクがハイバネーションのまま留まっている時間を指定することができます。
注:
- 先に内部 HDD ハイバネーションを有効にする必要があります。
- リモートで DiskStation の電源をいれるために、まず WOL サービスを有効にする必要があります。
- EDS14 は外付け eSATA ドライブ、ディープ スリープ モード、または自動電源オフをサポートしていません。