SMS
接続の切断、ファン動作の変化、停電、ストレージ ボリューム不足、バックアップ/復元失敗など、システムの状態が変わったり、エラーが発生したりしたときのために、SMS 通知を有効にして DiskStation に通知メッセージを送信させることができます。
SMS 通知を有効にする:
[SMS 通知を有効にする] を選択してから以下の設定を行います。
- [SMS サービスプロバイダ] ドロップダウンリストから SMS プロバイダを選択します。 デフォルトのサービス プロバイダは「clickatell」、「clickatell-2017」、そして「SendinBlue-v3」です。
- [SMS サービスプロバイダの追加] をクリックして新しい SMS サービス プロバイダ設定を作成します。または、[削除] をクリックすると、選択した SMS プロバイダ設定が削除されます。
- SMS サービス プロバイダが[ユーザー名]と[パスワード]を認証のために使用している場合、パラメータとして対応するカテゴリを選択してください。 [ユーザー名] の欄に、SMS サービスアカウントのユーザー名を入力します。 [パスワード] と [パスワードの確認] の欄に SMS サービス アカウントのパスワードを入力して確認します。
- SMS サービスがAPI キーを認証用に使用している場合、カテゴリを選択して、API キーを対応するパラメータとして選択してください。 [API キー]フィールドで SMS のサービス プロバイダーが提供した API キーを入力します。
- SMS サービス プロバイダーが送信者の名前を修正するパラメータをあなたに与えた場合、[発信者]のカテゴリを対応するパラメータに選択してください。 [発信者]のフィールドで、送信者の名前を入力します。名前は SMS サービス プロバイダーのルールに従ったものでなければなりません。
- [代表電話番号] または [予備電話番号] を入力します。 両方の番号を有効にすると、両方に SMS 通知メッセージが送信されます。
- あまりたくさんのメッセージを受信したくない場合は、[SMSインターバル限界を有効にする] を選択して、指定した時間間隔で 1 つのメッセージを受信するよう通知メッセージの数を制限します。
- [SMS テストメッセージを送信] をクリックし、指定した電話番号に SMS メッセージをテスト送信します。 メッセージを受け取れない場合は、設定が正しくない可能性があります。
- [適用] をクリックすると、設定を保存し、[リセット] をクリックすると、設定をリセットします。
注:
- SMS 通知の言語は、[通知言語] で設定できます。 SMS 通知の言語を変更するには、[メイン メニュー] > [コントロール パネル] > [地域オプション] を選択し、[言語] タブをクリックした後、
[通知言語] セクションのドロップダウンメニューから優先言語を選択してください。
- 次のデフォルトの SMS サービス プロバイダを除き、すべての SMS サービス プロバイダが、英語で通知を送信します: 「clickatell」および「clickatell-2017」。
制限:
- ユーザー名: 大文字と小文字を区別します。1~32 文字 (Unicode) で指定します。
- パスワード: 大文字と小文字を区別します。文字、数字、記号、スペースを含む 0~128 字の表示可能な文字を使用してください。
- API キー: 大文字と小文字を区別します。1~256 文字 (Unicode) で指定します。
- 発信者: 大文字と小文字を区別します。1~64 文字 (Unicode) で指定します。
- SMS インターバル限界は、必ず 1~10000 分で指定します。
SMS プロバイダ設定を作成する:
- [SMS サービスプロバイダの追加] をクリックします。
- [プロバイダ名] 欄に SMS サービスプロバイダの名前を入力します。
- [SMS URL]フィールドで、SMS URL を入力します。 SMS URL は、SMS サービスプロバイダから入手できます。
- [HTTP 方式] で GET または POST を選択します。 この情報は SMS サービス プロバイダの API ドキュメントから入手できます。
- [次へ] をクリックします。
- [HTTP リクエスト ヘッダーを編集]で、SMS サービス プロバイダの API ドキュメントにリストされたパラメータを追加する必要があります。
- [次へ] をクリックします。
- [HTTP リクエストボディを編集]で、[POST]を[HTTP 方式]で選択した場合、SMS サービス プロバイダの API ドキュメントにリストされたパラメータを追加する必要があります。
- [次へ] をクリックします。
- システムは SMS URL、HTTP リクエスト ヘッダー、および HTTP リクエスト本文をいくつかのパラメータに分解します。 相当するカテゴリーを選択して、各パラメータを定義します。 [その他] 以外のパラメーター カテゴリは 1 回しか使用できません。
制限:
- プロバイダー名: 大文字と小文字を区別します。1~32 文字 (Unicode) で指定します。
- SMS URL: は大文字と小文字を区別します。1~500文字(Unicode)で指定します。.
この SMS URL はセットアップ用のみを目的としています。 設定が完了しても SMS メッセージは送信されません。 この URL の形式は、SMS サービスプロバイダから提供されます。
Clickatell を例にすると、URL は次のようになります:: https://api.clickatell.com/http/sendmsg?user=TestUser&password=TestPassword&api_id=3148203&to=886123456789&text=Hello+world
- パラメータ: 大文字と小文字を区別します。1~32 文字 (Unicode) で指定します。
- 値: 大文字と小文字を区別します。1~256 文字 (Unicode) で指定します。
- 最大で 10 個のパラメータを追加できます。
- 「メッセージ本文」 パラメータの「Hello」と「world」の間のスペースはサービスプロバイダが定義した特殊文字が置き換えられます。
Clickatell を例にすると、「メッセージ本文」のパラメータの値は、「Hello+world」で、文字「+」は Clickatell のスペース文字として使用されます。