SSD TRIM
ボリュームが SSD (Solid State Drives) だけで構成されている場合は、SSD TRIM を有効にするようお勧めします。この機能は、SSD 上に構築したボリュームの読み取り速度と書き込み速度を高め、効率を高めると同時に SSD の寿命も長くします。
SSD TRIM を有効にする:
- [ストレージ マネージャ] を開き、[ボリューム] を選択します。
- SSD だけで構成されているボリュームを選択し、[操作] ドロップダウンメニューから [設定] をクリックします。
- 開いた画面で [SSD TRIM] タブを開き、[TRIM を有効にする] にチェックマークを付けます。
- [予約の設定] ボタンをクリックして、システムがいつ SSD TRIM を実行するのかを選択します。
- [OK] をクリックします。
注:
- SSD TRIM は 特定の DiskStation モデルと RAID タイプでしか実行できません。
- 一部の SSD モデルは RAID 5 と RAID 6 ボリュームでは SSD TRIM を実行できません。SSD モデルが SSD TRIM に対応しているかどうかは、Synology 製品互換性リストで確認できます。ページ上で SSD モデルを検索し、[メモ] 欄をクリックして詳細情報を確認できます。SSD TRIM を含むサポートされていない機能は、[メモ] に表示されます。
- SSD TRIM をサポートしない構成には、次のものがあります。
- 選択したボリュームの RAID タイプは RAID 0 である。
- SSD キャッシュは選択したボリュームにマウントされている。
- 選択したボリューム上に LUN が作成されている。
- SSD TRIM を実行している間は、システムの性能に影響します。TRIM を完了するのに要する時間は、ボリューム サイズと SSD のモデルによって異なります。
- ボリュームで TRIM を有効にすると、同じストレージ プール上に作成した別のボリュームでも有効になります。