設定のバックアップ
システム設定を即座にローカル コンピュータにバックアップするには、[コントロール パネル] > [アップデートと復元] を選択してください。これを有効に活用すると、各種設定(ユーザー、グループ、ファイル サービスの設定等)を保存し、必要な時に設定を復元させることができます。システムの設定は .dss 形式で保存されます。
システム設定情報をバックアップする:
- [構成をバックアップ] をクリックします。
- 構成ファイルがコンピュータにダウンロードされます(名前が [Synology 製品名]_[作成日].dss になります)。
システム設定を復元する:
- [構成を復元] をクリックします。
- [参照] をクリックして、コンピュータに保存された構成ファイルを選択します。
- 復元したい構成のチェックボックスにチェックマークを付けて、[OK] をクリックします。[競合設定の上書き] オプションにチェックマークを付けると、現在の設定が選択した既存のユーザー、グループ、共有フォルダ、サービスで上書きされます。
- 警告メッセージが表示されます。[はい] をクリックして続行します。
- 復元機能が完了したら、メッセージが表示されます。[OK] をクリックして終了します。
次のシステム設定がバックアップされます:
- ユーザー、グループ、共有フォルダ
- ワークグループ、ドメイン、LDAP
- ファイル共有(Windows ファイル サービス、Mac ファイル サービス、NFS サービス、FTP、WebDAV、rsync など)、およびバックアップ サービス。
- その他 (ユーザー ホーム、パスワード設定、タスク スケジューラ、および通知)
注:
- バックアップ サービスには基本的なサービス設定が含まれていますが、バックアップ タスクについての情報は含まれません。
- [ユーザーホーム] では基本的なサービス設定が含まれ、[homes] 共有フォルダは除外されます。homes 共有フォルダとそのデータをバックアップ、復元するには、[Hyper Backup] を選択してください。
- タスク スケジューラではタスク スケジューラで作成できるタスクが含まれ、他のアプリケーション(例:Hyper Backup やディスク使用状況レポートなど)で作成されたタスクは除外されます。
- 復元したユーザーやグループの名前がシステム専用になっている場合は、別の名前で復元されます。
- システム構成の復元後、[コントロール パネル] > [通知] > [プッシュ サービス] の電子メール受信者は再度認証される必要があります。