全般

[コントロール パネル] > [ファイル サービス] > [FTP] を選択すると、[全般] セクションで速度制限、ファイル転送ログの作成、セキュリティ設定、その他の詳細設定を有効にすることができます。

FTP ファイル転送ログの作成を有効にする

この機能を有効にして、ダウンロードまたはアップロードしたファイルのログを記録するには、[詳細設定] をクリックします。

注意:

FTP ファイル転送ログ作成を有効にすると、システムの性能に影響を与えます。

ユーザーのルート ディレクトリの変更

[詳細設定][ユーザーのルート ディレクトリの変更] にチェックマークを付けます。 このようにすると、選択したユーザーは、FTP を介して DSM にログインするとき、指定したフォルダにしかアクセスできなくなります。

ルート ディレクトリ変更規則を作成する:

  1. [詳細設定][ユーザーの選択] を選択します。
  2. [追加] をクリックします。
  3. [ユーザーまたはグループ] でこの規則を適用する人を選択します。
  4. ユーザーがログインしたときに、使用可能なルート ディレクトリを選択します。次の中から選択してください。
  5. [OK]をクリックしてください。
  6. すべての規則を追加した後で、[適用] をクリックして規則を保存します。

注意:

匿名 FTP を有効にする

[詳細設定] をクリックして、このオプションにチェックマークを付けると、誰でも DiskStation デバイスの FTP サービスにログインできるようになります(匿名 または ftp アカウント)。

匿名ルートの変更

[詳細設定] をクリックして、このオプションにチェックマークを付けると、匿名 FTP ユーザーのログイン ディレクトリを変更することができます。 ドロップダウン メニューから共有フォルダを選択してください。

デフォルトの UNIX 権限を適用する

[詳細設定] をクリックして、このオプションにチェックマークを付けると、アップロード時またはファイルやフォルダの作成時に、デフォルトの UNIX 権限が適用されます。 適用された権限は、UNIX の umask コマンドで適用された権限と同じです。 このオプションを有効にすると、ファイルの場合の UNIX 権限は 644、フォルダの場合は 755 になります。 このオプションを無効にすると、ファイルの場合の UNIX 権限は 666、フォルダの場合は 777 になります。 デフォルトの umask 値は 022 です。

注意:

速度制限の有効化

FTP を介してデータを転送するユーザーやグループが最大限使用できる帯域を制御するために、速度制限を設けることができます。

速度制限の有効化方法:

  1. [速度制限を有効にする] にチェックマークを付けます。あるいは、特定の時間のみ速度制限を設けるには、 [スケジュールに基づいて速度制限を有効にする] にチェックマークを付けます。 これは、サーバー全体の設定であり、個々のユーザーやグループの設定よりも優先されます。 [速度制限なし] を選択すると、全ユーザーとグループの速度制限設定は無効になります。
  2. 個人ユーザーまたはグループの設定を変更するには、[速度制限の設定] をクリックします。 個人ユーザーとグループに対して、次のいずれかを選択できます。
  3. [適用]をクリックします。

注意: