ストレージ プール
1台または複数のドライブを1つのストレージユニットに集約してストレージプールとすることができます。これはRAIDで保護されます。RAID タイプによって、提供するデータ保護のレベルが異なります。DiskStation がサポートする RAID タイプについては、全般を参照してください。ストレージプールが生成されると、その上に1つまたは複数のボリュームを作成できます。1つのボリュームはデータストレージの単位で、対応するストレージプールが割り当て可能なスペースをもっていればボリュームは拡張できます。データをDiskStationに保存するには、少なくとも1つのボリュームが作成されていなければなりません。
注:
- Synology 製品互換性リストのドライブを使用して互換性の問題を防止してください。互換性のないドライブを使用すると、システムのパフォーマンスが低下し、データの損失が生じることがあります。
- ストレージ プールは同じタイプのドライブで構成されなければなりません。つまり、SATA ドライブと SAS ドライブを組み合わせてストレージ プールを作成することはできません。
- RAID Group をサポートする Synology NAS モデルの場合、複数ボリューム サポートを備えた RAID 5、RAID 6、または RAID F1 ストレージ プールには、複数の RAID アレイが含まれている場合があります。同一ストレージ プールに属する各 RAID アレイは、同じ RAID タイプ (RAID 5、RAID 6、RAID F1 など) になります。RAID アレイあたりの最大ドライブ数は 6、12、24 台です。最大ドライブ数は、ストレージ プールを構築するときに設定できます。後からその数を変更することはできません。RAID アレイにすでに最大数のドライブが割り当てられている場合は、ストレージ プールに次に追加されるドライブは新しい RAID アレイに割り当てられます。新しい RAID アレイには、特定の RAID タイプに必要な最低台数のドライブが含まれている必要があります(RAID 5 および RAID F1 には 3 台、RAID 6 には 4 台)。
- 特定のドライブを使用してストレージ プールを作成したいが、ドライブがストレージ プール作成ウィザードに表示されない場合は、[HDD/SSD] ページに移動してドライブの状態ページを確認してください。