設定
iSNS
iSNS (Internet Storage Name Service) は、一元化された管理のメカニズムを提供します。iSNS サーバーであらゆる iSCSI ターゲットを登録することができます。
iSNS サーバーに iSCSI ターゲットを登録する:
- [iSNS] をクリックし、[iSNSを有効にする] を選択します。
- iSNS サーバーの IP アドレスを入力します。[OK]をクリックして設定を適用します。
I/O キューの深さ
デフォルト設定は16ですが、必要に応じてすべてのターゲットの I/O キューの深さを修正することができます。
低容量書き込み
ボリュームの使用可能なスペースが1 GB未満の場合、このボリュームのLUNはファイルシステムのクラッシュを防ぐためにシステムによって保護された状態になり、ユーザーはそこにデータを書き込むことはできません。低容量書き込みは、ボリュームの空きスペースがなくなりつつある時にLUNへのデータ書き込みをユーザーに許します。ただしこのオプションは、不十分なスペースという問題が解消された時点で無効にすることをお勧めします。
注:
- この機能が有効になっている場合でも、LUN へのデータの書き込みを続けないでください。
スペース再利用モード
以下はスペース再利用の3モードです。速度を調整することで、LUN パフォーマンスのスペース再利用のインパクトをコントロールできます。
- I/O の一貫性に優先順位を付ける:I/O の一貫性に優先順位を付けることで、パフォーマンスへのインパクトを最小化できます。その一方で、システムはレガシー Advanced LUN の使用済みスペースを再利用します。連続的に入って来る I/O がある場合、速度が遅くなります。連続するスペース再利用コマンドを受け取ると、他のスペース再利用コマンドがなくなるまで再利用プロセスは遅れます。
- バランス:デフォルトの再利用モード。このモードは I/O 速度と再利用速度の間でバランスを取ります。
- 再利用の優先順位を付ける:再利用の優先順位を付けるとは、入ってくる I/O が再利用速度にほとんと影響しないことを意味します。再利用は、I/O の一貫性を犠牲にすることなくフル スピードで実行されます。