リソースの使用状況データを見るには、[性能] タブをクリックします。削除日時、チャートの情報は、マウスオーバーで表示されます。
[概要] タブでは、CPU、GPU、システム メモリ、GPU メモリ、ネットワーク、ディスク、ボリュームおよび iSCSI のチャートが表示されます。
ユーザー、システム、I/O 待機による全体的な CPU 使用量が表示されます。リソース モニタを初めて起動したときは、システムがリソースデータの収集と UI ページのロードを同時に実行するため CPU 負荷が高くなります。
I/O 待ちは正常な動作です。CPU の速度は I/O の速度よりもはるかに速いため、通常は CPU はディスクまたはネットワークの転送を待たなければなりません。しかし、I/O 待ちのパーセンテージが非常に高い場合は、CPU がほとんどの時間を I/O 待ちに費やすことになり、効率的に使用されない場合があります。より効率的なディスク グループ構成(例:SHR または RAID 5)またはネットワーク構成(例:ボンディング)を使用することで、システムの性能を高めることができます。
全体的な GPU 使用状況が表示されます。ドロップダウン メニューの GPU および GPU メモリ間で切り替えができます。
物理メモリの全体的なメモリ使用量とスワップ スペースが表示されます。メモリ使用状況は、システムが頻繁にアクセスしたデータをキャッシュに保存するため高い状態が続きますが、そのため、データは、ハードディスクにアクセスする必要なく素早く取得することができます。キャッシュメモリは、全体的なメモリが不足すると解放されます。
スワップ スペースの使用量が高い場合は、システム メモリが不足していることを意味しており、システムの性能に影響を与えます。一番上のドロップダウン メニューから [スワップ] を選択すると、スワップインとスワップアウトのレートを確認することができます。
ネットワークフロー図は、データの送受信速度を 1 秒間のデータ量 (KB) で表示します。PPPoE の接続が確立されると、その転送速度も表示されます。
チャートの一番上にあるドロップダウン メニューをクリックすると、全体的なディスクの使用量、転送レート、または IOPS を見ることができます。一番下にある [すべて表示] をクリックすると、チェックボックスにチェックマークを付けてデータをチャートに追加すると、別のディスクも選択できます。
このページには、ボリュームの全体的な転送状態が表示されます。チャートの上のドロップダウン メニューをクリックすると、転送使用状況、転送レート、IOPS が表示されます。[すべて表示] ボタンをクリックして個々のボリュームを選択し、それらをチャートに追加してください。
このページには、現在起動中の iSCSI LUN の全体的な状態が表示されます。チャートの上にあるドロップダウン メニューをクリックして LUN を選択すると、その状態が表示されます。デフォルトではスループット、IOPS、レイテンシーの 3 つのチャートが表示されます。詳細は、[チャートの選択] ボタンをクリックして見たい他のチャートを選択してください。